こんにちは。更年期トータルケアインストラクターの永田京子です。
今回は、更年期症状の「吐き気」「嘔吐」をラクにするケア方法をお伝えします。
更年期症状は、とても様々にあるのですが、
めまいや頭痛、胃腸など消化機能の低下、またストレスから、
気持ちが悪くなってしまい、「吐き気」の症状があります。
そこで、今回は、更年期症状の「吐き気」「嘔吐」をラクにするケア方法をご紹介します。
今回のポイント
・更年期に吐き気がおこる原因について
・さまざまな対策(生姜・横になる・頭を冷やす等)
・吐き気を抑えるツボ
順番に解説していきましょう。
更年期に吐き気がおこる原因について
更年期に吐き気が起こる原因を大きく分けると3つあります。
・女性ホルモン低下からおこる、自律神経の乱れ
・めまいや頭痛、肩こりなど、他の不調から引き起こされるもの
・ストレスによるもの です。
さまざまな対策(生姜・横になる・頭を冷やす等)
まずは、女性ホルモンの変動からおこる、自律神経の乱れについてですが、
吐き気や胃のムカつき、胃の気持ち悪さは自律神経と密接に関係しています。
更年期になると、女性ホルモンのバランスが崩れてどうしても自律神経が乱れやすくなります。
胃や腸というのは、自律神経のおかげでうまく働いてくれる部分なので、
自律神経が乱れると「吐き気」を感じやすくなります。
この吐き気には、「生姜」の効果がすごいです。
これ、調べたんですけれども、
ショウガの辛み成分で「ギンゲロール」というものがあります。
これが、女性ホルモンの変動の影響による吐き気を緩和させる働きがあることが、海外のいくつかの研究でわかっています。
女性の場合、月経前や、妊娠中、そして更年期に女性ホルモンが大きく変動するんですけれども、この吐き気には、生姜の辛味成分「ギンゲロール」が「有効かつ安全」だと報告されています。
続いて、
めまいや頭痛、肩こりなど、他の不調から「吐き気」が引き起こされる場合もあります。
もしも、めまいを感じている場合は、
まずは横になって頭を動かさないようにしましょう。
それだけで、かなり楽になることもあります。
また、頭を冷やしてあげることで吐き気を和らげてあげることもできます。
続いて、ストレスによるものです。
ストレスフルな環境にいる場合は、もう思い切って環境自体を変えてみる。
心と体が壊れる前に環境を変える。
逃げることは恥じゃない!
我慢を続けて、体を壊してしまったら、元も子もないですから。
とは言っても、なかなか、そういうわけにもいかないと言う場合は
深呼吸をしてまずは気持ちを落ち着かせる
ちょっと、気分転換になるような違うことを考えてみる
その場を一旦離れる、というのも手です。
吐き気を抑えるツボ
さて、今回ご紹介する吐き気を抑える対策ケアのツボなのですが、
女性ホルモンの低下、めまいや頭痛肩こりなど他の不調からくるもの、ストレスによるもの、どの原因でもオススメです。ぜひ試してみてください。
内関(ないかん)…手首の内側中央、指3本分肘側
労宮(ろうきゅう)…手のひらの中央のくぼみ
いた気持ちいいと思う程度で、3秒×5回、ゆっくり押してください。
YouTube動画「ちぇぶらチャンネル」でもご紹介していきます。
宜しければ、チャンネル登録(無料)してください。
今回ご紹介しているのは、あくまでも一時的に吐き気を抑える方法です。
二日酔いですなど、原因がはっきりしている場合はいいのですが、
原因がわからない場合や、症状がひどい場合というのは
病院を受診することも大切な選択肢です。
今日もご覧いただきありがとうございました。
更年期は Change of life。
心と体と向き合って、様々な対策ケアを身につけて
ピンチではなくチャンスの期間にしていきましょう!
永田京子
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