「閉経」はお祝い！閉経が楽しみになる10の理由

閉経や更年期といえば、どんなイメージを持っていますか？
イライラ 、ほてり、気分のむら、疲れやすい、女として終わり…。
多くの人が、ネガティブなイメージを持っているのではないでしょうか。

しかし、閉経や更年期は、あなたの人生にプラスの影響を与える場合もあるんです☆
そこで、今回は閉経や更年期のメリットを１０個！みなさんと共有していきます＾＾

（1）生理痛からの解放

もし、あなたが毎月の生理痛で悩んでいるなら、閉経後はその生理痛から解放されます。ちぇぶらを立ち上げた時に実施した1014名のアンケートでは、閉経後の女性たちから「更年期を過ぎたら生理にまつわる不調から解放されパラダイスよ」と言う声が多く上がっていました。

（２）PMS（月経前症候群）の不調に Good bye！

私たちの体の中では、排卵後に女性ホルモンの一種であるプロゲステロンがグググッと分泌され始めます。妊娠したときに備えて体温をあげたり、子宮内膜を厚くしたり、私たちに無理をさせないように気持ちを落ち着かせたり、むくみやすくさせたり、気分を落ち込ませるホルモンです。この時期、PMSと呼ばれる症状が出てきます。しかし、閉経後は女性ホルモンの波から解放されるので、もう生理前のイライラや不安心と体の不調に悩まされる事はありません。

（３）ホルモン性頭痛 にGood bye！

ホルモン性頭痛と言うのは、女性に感じることが多い偏頭痛のことです。頭の片側だけがズキンズキンと脈打つように痛みます。これは、女性ホルモンの影響が大きいと言われており、閉経後はこの頭痛から多くの女性が解放されます。

（４）生理用品を持たなくていい

生理がないと言う事は、もう生理用品を買わなくていいんです。いつ来るか、いつ来るかという心配からも解放されますし、荷物も減りますよね。ストックしておかなくていいのでトイレの棚もスッキリです☆

（５）ファッションを楽しめる

2018年にカナダのバンクーバーで開催された国際閉経学会に参加したとき他の参加者の方に「なぜ閉経に対してポジティブでいられるのか？」と聞きました。すると「何を言っているのよ京子！白い服を切れるようになるでしょ」と返答があったのが印象的でした。月経漏れの心配なくファッションが楽しめる。より自分らしくいられる！という意味合いだと私なりに解釈。ステキな考えだなと思いました＾＾

（６）旅行の計画が立てやすくなる

「 温泉にいつでもいける」「プールだっていつだって入れる」「生理周期を気にせずに旅行に行ける」というのは、更年期をすぎた女性たちの経験談。生活がより身軽に、自由になるというお話に納得です。

（７）子宮筋腫の収縮

30歳以上の女性のおよそ4人に1人が子宮筋腫をもっていると言ってもいいほどありふれた病気ですが、子宮筋腫は女性ホルモンがある限り成長をしていきます。閉経をすると（女性ホルモンがなくなると）、子宮筋腫は縮小していき手術をしないですむことから「（閉経まで）逃げ切る」と言われたりもします。

（８）妊娠リスクからの解放

子どもが巣立って行き夫婦の時間が再度持てることや、妊娠の心配なく性生活を送れるということから、欧米では閉経後の夫婦を「セカンドハネムーン」と呼ばれることもあるそうです。妊娠や出産は、女性にとって命がけの出来事。そこからの解放は、メリットとして考えてもいいのかもしれません。

（９）ホルモン変動の波から解放

女性は月に４回性格が変わる！？と言われるくらい、私たちは、思春期からずーっとホルモン変動の波乗りをしてきたわけですが、人生後半はその波から解放されます。安定した状態を保てます。

（１０）心身のエネルギーが増える

女性も、女性ホルモンと男性ホルモンを併せ持っています。閉経後は、女性ホルモンよりも男性ホルモンの方が若干優位に立ちます。男性ホルモンは、活力をみなぎらせてくれたり、リーダーシップを発揮させようとしたり、とても私たちを活動的にさせてくれるホルモンです。実は、女性は更年期以降（55歳〜65歳）は「黄金期」と呼ばれ、心も体もエネルギーに満ちる時期と言われています。シルバーの前に、ゴールドがあるわけですね☆

 

さて、閉経のメリット１０をお伝えしましたがいかがでしょうか。今は、人生100年時代と呼ばれるようになり、この時代を健康に・快適に生きていくには、もちろん生活習慣の工夫は必要です。

でも、同じ変化をするなら、ポジティブに捉えた方が心が楽になるのではないでしょうか。年齢を重ねることに対して、肯定的な感情のある方が体調がよく長生きであると言う調査結果もあります。
いちどきりの人生、自分の変化も認めながら、楽しんでいきましょう！

永田京子

動画でもお伝えしています。よかったらご覧ください。