マズローの法則とは何か?
アメリカの心理学者、アブラハム・マズローさんが考案した、
人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されているという心理学理論のこと。「マズローの欲求五段階説」「自己実現理論」と呼ばれることもあります^^
当時(いや、現代でも)多くの研究は、精神的もしくは肉体的な疾患を抱えた人を対象にした者が多いのですが、このマズローの法則は、リンカーンやアインシュタイン、ジェファーソン、ゲーテ など、超!!クリエイティブ♪な人達の生涯を参考にして、研究して、できあがった理論なのです。
「あの、すごい人たちは、どうしてすごいのか?その共通点はこれやで!」みたいなことを理論化したわけなんです。すごー!!
マズローの欲求を簡単に解説すると、人間の欲求には
「生理的欲求」
「安全の欲求」
「社会的欲求」
「承認欲求」
「自己実現の欲求」
の5段階があり、それらはピラミッドのような順番がある、というもの。
順番に見ていきましょう!
「生理的欲求」
…生きるために必要な欲求。
3大欲求と言われる「食欲、睡眠欲・性欲」、そのほかにも水を飲みたい、息をしたい、トイレに行きたいなど。
「安全の欲求」
…身体的、心理的、経済的に安全な環境で過ごしたいという欲求
動物に襲われる心配がないとか、戦争で命が脅かされない暮らし、生活ができる経済力(保証)があるなど。
「社会的欲求」
…家族、サークル、地域、会社、団体など、自分を受けれてくれるコミュニティに属して安心感を得たいという欲求。
私たちが健やかに日々を暮らしていくためには、一人で寂しく生きていくのではなく、他者の存在が必要だというもの。
「承認欲求」
…①他者承認…
自分が属する集団のなかで、高く評価されたい、自分の能力を認められたい、価値ある人だと認められたい、尊重されたいというもの。
学校で友達の輪に入ること、仕事で評価されたいと思うこと、SNSで自分の投稿に「いいね!」がほしいなど、他人から褒められたい、認められたいと思う気持ちなど。
…②自己承認…
他人にどう思われるかや、他人の評価ではなく、自分で自分を認めたいというもの。自分の中で立てた基準や目標で、自分を満たしていくこと。
「自己実現の欲求」
…自分らしく生きたい、夢を叶えたい、理想の自分に近付きたい、自分にしかできないことをしたい、などというもの。「パティシエになりたい」「起業したい」「海外移住したい」など。
6つ目の欲求「自己超越欲求」
…他者や社会というような、自分以外のものに貢献したいというもの。
「社会をより良くしたい」「子どもの虐待をなくしたい」「世界の貧困問題をなくしたい」など。自分がどうこうというレベルを超えて、自分の持つ理念を実現したいというもの。
よく富豪たちは財団を立ち上げたり、慈善活動をしているニュースを見たりしませんか?
ビルゲイツさんや、マーク・ザッカーバーグさん、
最近では、YouTuberのヒカキンさんも超多額な寄付されていたり。
自分を超えて、世界のことを考える、「自己超越」の欲求からのものかもしれません。
人生後半を最高にハッピーに生きるためのヒント
・まずは自分を満たそう!
自分のことを後回しにして、誰かのために何かをする。それは一見美しいとされますけれども、それで自分が不機嫌になったり、体調を壊しては本末転倒です。特に、更年期世代だと、子育て、介護、仕事など、忙しい理由は盛りだくさんです。だけど、ふとそんな生活を客観視して、体が喜ぶことをしてみる。ご飯をゆっくり食べる、運動をする、よく眠るというように、基本的な生活習慣を整えてみる。自分が満たされると、無理せず、他人にも優しくなれるものです。
自分が満たされていくと、次なる欲求が出てきます。それも満たされていった時、自分も周りも一緒に幸せに生きていきたいという、世界が見えるのかもしれません。
自分を見つめ直す「生きがいセルフコーチング」
自分が思い描く生き方や働き方を見つけて、前進したいという方には、「生きがいセルフコーチング」がオススメです。私が代表を務めるNPO法人ちぇぶらでは、「一度きりの人生をより豊かに生きたい!」という、前向きな意欲のある方に向けたプログラムがあります。
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更年期はChange of life。心と体に向き合って、1度きりの人生を楽しみましょう!
永田京子
YouTube「ちぇぶらチャンネル」