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暑い!40代、50代のホットフラッシュ対策法。顔の汗を一瞬で止めるツボ、経験者おすすめ便利グッズなど

こんにちは。更年期トータルケアインストラクターの永田京子です。
先日の講座で「ホットフラッシュが起こります。時間も場所も関係なく、突然汗が吹き出るので、汗を拭きながら仕事をしています、何か対策はないでしょうか??」という質問をいただきました。

そこで、今回は更年期によくある、
「ホットフラッシュ」についての解説と対策ケア方法を書いていこうと思います。

<この記事の内容>
・ホットフラッシュとは?

・経験者に聞く!ホットフラッシュに備えた便利グッズ
・【対策ケア】自分で押せる、顔の汗を一瞬で止めるツボ
・ホットフラッシュの後に注意するべきこと
・症状を軽くする生活のコツ

この記事を書いている私は、更年期サポートのNPOを立ち上げて、おかげさまで2万人くらいに更年期ケアプログラムを届けさせてもらっていますm(__)m
詳しくはプロフィールをご覧ください。

ホットフラッシュとは??

更年期の代表的な症状「ホットフラッシュ」。主に上半身(胸から頭にかけて)が突然熱いと感じて、急に顔がほてったり紅潮したりする症状です。更年期の自律神経の乱れから、暑くなくても、「暑い」と脳が勘違いをしてしまい、驚くほど汗をかいてしまうのです。
困ったことに、ホットフラッシュは、時間や場所を選ばずに、何もなくても起こります。
さらに、汗は見えるので、周りから見ても更年期の症状だとわかるのがツライ!

特に緊張した時や、強いストレスを感じた時にはよりホットフラッシュが起こりやすくなります。

経験者に聞く!ホットフラッシュ準備していてよかったもの

ホットフラッシュは時間や場所を選ばずに起こります。外出先で起こったらどうしようと不安になる方もいるのではないでしょうか。そこで、ホットフラッシュ の対策として「準備していてよかったもの」を、女性たちに伺いました☆
「いざという時でも大丈夫」備えがあると、心に少し余裕ができます。

手持ち扇風機で風をあてる

対策としては、手持ち扇風機や扇子で顔に風を当てる!という回答がトップでした。
充電式のものだと、電池のものを持ち歩くよるも軽くて、さらに、手持ちもできるし、自立もできるものだとオフィスで便利!デスクワークしながらでも風を浴びられる、という声も。

アイスノンを持ち歩いて首に当てる

先輩方にきき、ホットフラッシュ が起きたときの対策として多かった回答はアイスノンでした。このような首に当てるタイプも出ています。重くなくて持ち運びもしやすいそうです。

カーディガンなど脱ぎ着しやすい服と簡単な着替え

かんたんに脱ぎ着ができて、体温の調節ができるようにカーディガンなどの羽織れるものが便利。また汗をかいたあとには身体が冷えます。荷物が増えてしまいますが、肌着だけでも着替えがあると安心です。

ハンカチや汗拭きシートを持っておく

汗をよく吸ってくれるものを持っておくと安心です。

動画でもご紹介しています。よろしければご覧ください。

【対策ケア】自分で押せる、顔の汗を一瞬で止めるツボ

「更年期だから仕方がない」よりも「自分でも何かできることがある」だと、心の余裕が変わるものです。今回は、「一瞬で顔の汗を止めるツボ」をご紹介します。

■屋翳(おくえい):バストトップと鎖骨を垂直に結んだ中間地点。2分程度押す。
■大包(だいほう):ワキの下にあるツボ。みぞおちから水平に、脇の真ん中から垂直に下りて交わるところ。ワキの下にあるツボです。両手の指を開いた状態で手を組んだときに、丁度、中指くらいの位置にある。

オフィスなどで、周りからバレないように押したいという場合は、腕組みをしたフリをしてツボを押すことができます^^

ただこれらのツボは、普段使いをするというよりは、仕事中などで「今、顔に汗がでたら困る! 」というシチュエーションの時の秘策として行うのがおすすめです。
というのも、人の体はよくできていて、半側発汗(はんそくはっかん)といって、どこかの汗を抑えると別の部分で汗をかくのです。このツボでは、顔や脇の汗は抑えられるのですが、他の場所に汗をかくことがあります。

メイクが汗で流れ落ちると困る、舞妓さんや、舞台俳優さんなどは、帯をこのツボが押されるように巻いて、顔の汗を抑えているそうですよ。

動画でもご紹介しています。よければ参考にされてください。

ホットフラッシュ の後は、脱水症状に注意!

暑くなくても、「暑い」と脳が勘違いをしてしまい、驚くほど汗をかく、ホットフラッシュ 。汗をかいたあとは、体の水分が出て行ってしまっているので、「脱水症状」には要注意です。こまめに水分補給をしましょう^^

更年期のホットフラッシュだと思っていたら、甲状腺の異常であったり、血圧に問題がある可能性もあります。不安な不調が続く場合は、婦人科で検査してもらうことが大切です。治療法もあります。

運動でホットフラッシュ の症状は軽くなる

イギリスのリバプール・ジョン・ムーア大学の研究では、40代、50代の女性が週に3〜5回の30分から45分程度の軽く汗を各程度の運動を続けることで、ホットフラッシュのほてりの数が大幅に減って、ほてりの強さも非常に軽く変わったという研究結果が出ています。

ホットフラッシュにかかわらず、運動することはおすすめです。

私も、地元で幅広い年代の方々対象のエクササイズのサークル講座を担当していますが、みなさん、みるみる顔色が良くなり回復されていきますし、
私も、最近地元のクラブに入って週に2回バレーボールをやっていますが、血流が良くなり、筋力・体力・持久力がついてくると、精神的にも安定します。

運動のメリットは計り知れないので、座りっぱなしの生活が多い方は、まずはテンポよく、歩くことからはじめてみるのがオススメです。

永田京子

<おかげさまで、本が出ました!>

本「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操」が三笠書房さんから出ました!日常生活の中でできるかんたんな体操や更年期の情報を、選りすぐりました^^ぜひ、ご覧ください。

<Pick up>今日の「ちぇぶら体操」は筋力・バランスチェックです。
チェックしながら、そのまま筋トレにもなりますよ^^ぜひ、試してみてくださいね。
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