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めまい|原因と自分でできる対策セルフケア【更年期障害対策ケア/YouTube更新】

こんにちは。更年期トータルケアインストラクターの永田京子です。
今回は、40代によくある「めまい」について。知識・対策・セルフメンテナンス方法をお伝えします。

先日、講座でこのような相談がありました。「疲れるとめまいがします。病院で検査をしても異常ありません、おそらく更年期障害によるものでしょうといわれて帰ってきたのですが、何か自分でできる対策や対処法はありませんか?」

そこで、今回は更年期の「めまい」をテーマに知識・対策・セルフメンテナンス方法をお伝えします。

今回のポイント
・更年期の「めまい」の原因について
・症状の対処法

・【実践】めまいを楽にするセルフケア

をご紹介していきます。では、順番に解説していきましょう。

更年期のめまいの原因について

更年期症状の中で、めまいと言う症状があります。見た目では、わからないので、周りからも理解されにくくてつらいものです。

めまいと一言で言っても、いくつかの種類があります。大きく分けると3つです。
①回転性めまい。天井がぐるぐる回っていると言うような、周囲が回っているような感覚になるめまいです。
②動揺性(浮動性)めまい。体がふわふわしているような、地に足がついていないような感じのめまいです。
③失神性めまい。目の前がすーっと暗くなっていくような、気が遠くなるようなめまいです。いわゆる立ちくらみがこれに当てはまります。

めまいの原因は、1つは自律神経の乱れです。特に40代50代の女性は、女性ホルモンが急激に下がることで自律神経が乱れて、更年期症状としてめまいが現れることがあります。
また、ストレスや脳の酸素不足が原因でめまいを感じることもあります。

症状の対処法について

めまいを感じているときは、できるだけ安静に過ごします。
外で歩いている場合はしゃがんだり、横になって休める場合は横になります。深呼吸をして、めまいがおさまるのを待ちましょう。

もし、できる環境なら自分が感じる強い刺激をなくします。
例えば、光が眩しい場合はカーテンを閉めたり、音楽なっていて音がうるさいと感じる場合は音楽を消したりします。

【実践】めまいを楽にする対処法セルフケア

めまいを和らげるツボとケア方法をご紹介します。
風池(ふうち):頭の後ろ、髪の生え際あたりで、くぼみがあります。
軽く斜め上をむいていただいて、親指で頭蓋骨を真上に持ち上げるようなつもりで押してみてください。5秒かけて、押してゆっくり指をはなします。横になっている場合は、片方ずつでいいので、同じように押していきます。

頭竅陰(あたまきょういん):耳の後ろ側にあるツボです。頭蓋骨の乳突起と言う耳の後ろの出っ張りの少し上あたりにある凹み部分です。親指をツボに当てて、後ろから前に押します。
5秒かけて、押してゆっくり指をはなします。

YouTube動画「ちぇぶらチャンネル」でもご紹介していきます。
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また、めまいを起こしにくくする、予防トレーニング方法があります。YouTube動画「ちぇぶらチャンネル」で、お伝えしますので、ぜひ参考にされてみてください。

更年期の症状だけではなくて、別の病気が隠れている場合もあるので、症状がひどい場合は専門の医療機関に相談することは大切です。

今日もご覧いただきありがとうございました。
更年期は Change of life。
心と体と向き合って、様々な対策ケアを身につけて
ピンチではなくチャンスの期間にしていきましょう!

永田京子

 

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