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【コラム】うつ病と、更年期うつ・産後うつの違いに御用心

こんにちは。更年トータルケアインストラクターの永田京子です。

今日は、普段講座でも質問の多い、
うつ病と、更年期うつの違いについて、
書いていこうと思います。

うつ病と更年期うつは、似ているようですが、
原因も治療法も異なります。

うつ病と言うと、まず精神科と考えますが、
更年期うつは、女性ホルモンの低下が原因の1つなので
女性ホルモン補充療法を行います。

そのため、精神科で投薬治療をしても改善せず、
返ってうつ症状を長引かせてしまう方もいるようです。

日本女性医学学会では、
40歳を超えていてうつっぽさを感じたら、
最初に相談する科としては、
まずは婦人科や、更年期外来など、
更年期治療に力を入れている
医療機関の専門家への相談を進めています。

どれくらいの症状から、
受診すればいいのか、
迷う場合は、1つの目安として、
更年期症状を自己チェックする、
を活用する方法もあります。
↑更年期症状を、自己評価して合計得点を出します。
50点以上の場合は婦人科受診の目安になります。
ダウンロードはコチラ

また、女性ホルモンのが大きく変動する時期として、
「産後うつ」にも注意が必要です。

妊娠中に、赤ちゃんに栄養を送る胎盤と言う臓器から
通常の1000倍以上の女性ホルモンが分泌されるのですが、
出産後は、それが一気にスコーンと急低下してしまうからです。
また、慣れない子育て、睡眠不足、環境の大きな変化から
終わりが見えない緊張状態も続きます。

ホルモンの切り替えに体が慣れて、自律神経が安定すれば、
体の不調もうつうつとした気分も落ち着いていきます。
「更年期(や産後)はいつもと違う」ということを思い出して、
あせらず、「いつもよりスローペースでもOK」
「立ち止まってもオーケー」と言う大きな気持ちで、
大切な決断は体調の良い時にしてくださいね!

永田京子

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