Boston

バブソン大学で学んだ「起業家」の考え方。未来予測より創造!

こんにちは!NPO法人ちぇぶら更年期トータルケアインストラクターの永田京子です。

JWLIのフェローとして、先月アメリカのバブソン大学でLeadership Program for Women & Alliesを受講してきました!

学んだことで印象にのこっていることの振り返りです。

〜Heidi Neck先生のEntrepreneurial Thought &  Action® (ET&A)より〜
<起業家の思考と行動について>

この授業では最初にパズルをするグループと、キルトで「なにか」の形を作るグループとに分かれる体験を実施。

パズルのグループは、難しいパズルを完成させようとします。
一定時間たったら一人ずつNeck先生に呼ばれてキルトのグループへ。
キルトのグループでは、長短や形が違うキルトを1人3枚選んで、好きなグループへジョイン。それを結ぶことでみんなで作品を作ります。

このゲームを通して体験したのは、
Managerial thinking(管理者の思考:予測する)と、
Entrepreneur thinking(起業家の思考:創造する)。

パズルでは、正解があるので完成図をみながら予測するゴールに向かって作業をします。「すみっこのピースをさがして端から埋めていこう!」「あなたは、右端ね!」「わたしは下の部分を担当ね」「似た色のピースをそろえて」などと計画をたてて実行していきます。

一方でキルトを結ぶ作業は、なにができるかわかりません。 それに、どんな長さのキルトが来るのか、どんなデザインのキルトが来るのか誰にも分かりません。手元にあるものでまずは作ってみるという作業をおこないます。答えがないので、創造力をためされます。正解はないのでまずはやってみる。キルトの長さがそれぞれちがうので、たまに変な形になります。そうしたら、ほどいてやりなおします。とにかく、やりながら考える。

この2つには大きな違いがあります。

①Managerial thinking(管理者の思考)
データ→計画→行動
行動のために学ぶ(データや計画を立てる)

②Entrepreneur thinking(起業家の思考)
行動→学ぶ→造る
学ぶために行動する(まずはやってみる)

両方の考え方が大事ですが、予測不可能な時代と言われる今、答え(データ)は存在しないこともありますし、また、データや計画を立てている間に世の中はすでに変わってしまっているかもしれません。
予測ができないのはこわいからチャレンジはやめておこうではなく、予測ができない未来だからまずは小さくチャレンジしてみよう!

まずは、行動。小さく始めること。そして違ったらそこから学び軌道修正してまた行動すること。小さな行動や失敗は、結果としては大きなリスクを減らすことにつながります。
行動のステップや、挑戦の引き際なんかも学できましたが、それについては、また今度!


<そのほか印象にのこっていること>
・先生たちのボディランゲリッジがまるで映画(かっこいい!)。
・毎回の休み時間にスナックタイムがある(食べすぎる)
・生徒が突然発言する。発表や自分の考えの発信に慣れている。
・当然ながら、英語がめちゃめちゃ早い。
・英語できないと理解できないまま進んで泣く目にあう(泣いた)。
・日本みたいに「察して気遣う」はない。要望は自らリクエスト。
・日本人は目を見て話し察するが、英語は口元をみて話を判断する(と感じた)。欧米の人がマスクしない理由は言語が大きいのかも。
・フィードバックを「GIFT」と読んでいてステキ。

第1回 ボストン研修報告会 アーカイブ視聴について


11月25日に第1回 JWLIボストン研修の報告会を行いました!日本のみならず、アメリカ・オーストラリアと3カ国からたくさんの方にご参加いただきました。主には1か月の報告、The Fun Theory(楽しい理論)、Failure is good (失敗学)をシェアさせていただき、学び、どう活かせるかを一緒に考えました。関心ある!知りたい!という方は、アーカイブからご視聴いただけるように整えましたので、下記から購入をお願いします。

ボストン研修の報告会 vol.1 アーカイブ

 

動画の主な内容<JWLIの学び報告会 vol.1 / 60分>
・JWLIの概要と1か月の報告
・The Fun Theory!「楽しい」は人の行動を変える
・Failure is good !失敗学

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