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【無意識の偏見】良くも悪くも人は期待に応えてしまうもの。バブソン大学での学びメモ

先月受講した、バブソン大学での学びで印象に残っていることのメモです。

Jane Edmonds先生の授業では、Leadership in Context: Identity & Inclusion として
こちらのビデオA Class Dividedを事前課題としてみて考える時間がありました。


これは小学校で実際に行われた「差別教育」実験のドキュメンタリー。

当たり前ですが、差別や偏見はもともとあるものではなく、人によって作られます。

人によって作られた「偏見」、なのに、そのルールの中にいると「偏見をもっている」ことすら気づけない。偏見があることを知っていたとしても、偏見の中ではそれが当然のように感じてしまい違和感をもたない。そして、それはときにシステムとして、全体をまとめるために利用されることがある。

また、良くも悪くも人は期待に応えてしまうもの。自分は他と比べて劣っていると思っている時はテストの成績が下がり、
自分は他と比べて優れていると思っているときはテストの成績も上がったそうです。

目の色や肌の色やルーツなどでは、日本ではあまり馴染みがないかもしれないけれども、たとえば、家庭で、学校で、職場で、組織で、コミュニティやサークルでも、知らず知らずのうちのレッテルや偏見で、誰かの力が削がれている場面はないだろうか。

年齢、世代間ギャップ、身長、体型、服装などで差別していないだろうか。
とくに更年期世代では、年齢・世代間ギャップの偏見を周りから受けているという方も少なくないし、その逆もあるように思う。「だから、バブル世代は…」とか「近頃の若い人は…」みたいなセリフも、すごく分断を感じて私はかっこよくないと思う。

自分と人が違うのは当たり前で、違っていい。

また、社会や誰かから枠組みがつくられていると、人はうっかり思考をストップして、その枠組みでものごとを判断してしまう。
まずは無意識の偏見や思い込みに自覚的になること。
違いを否定したり拒絶するのではなく、違いを大切にできたらステキだ。

第1回 ボストン研修報告会 アーカイブ視聴について


11月25日に第1回 JWLIボストン研修の報告会を行いました!日本のみならず、アメリカ・オーストラリアと3カ国からたくさんの方にご参加いただきました。主には1か月の報告、The Fun Theory(楽しい理論)、Failure is good (失敗学)をシェアさせていただき、学び、どう活かせるかを一緒に考えました。関心ある!知りたい!という方は、アーカイブからご視聴いただけるように整えましたので、下記から購入をお願いします。

ボストン研修の報告会 vol.1 アーカイブ

 

動画の主な内容<JWLIの学び報告会 vol.1 / 60分>
・JWLIの概要と1か月の報告
・The Fun Theory!「楽しい」は人の行動を変える
・Failure is good !失敗学

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お買い求め後、アーカイブが視聴できるURLが表示され、すぐに商品を受け取ることができます。

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