女性ホルモン（エストロゲン）と似た働きをする食品（大豆とアマニ油）

こんにちは。更年期トータルケアインストラクターの永田京子です。今回は、「女性ホルモン」と似た働きをしてくれる食品をご紹介していきます！

更年期とは？

更年期とは女性の閉経の前後10年、おおよそ45歳～55歳の時期ことをいいます。この時期に、心や体にさまざまな不調を感じる女性はなんと9割。卵巣機能の低下から、性ホルモン（エストロゲン）の分泌量が減り、自律神経の乱れの症状など、心や体にさまざまな不調が起こりやすくなります。

どうしても、普通に生活をしていると、体内で性ホルモン（エストロゲン）は減っていってしまいます。そこで、今回は、食べることでエストロゲンと似た役割をしてくれる食品を２つご紹介します！

大豆

まず１つめは、大豆です。大豆に含まれるポリフェノールである、「大豆イソフラボン」という成分が、更年期の不調に効果的と注目されています。また、食事としてとった大豆から、エストロゲンに似た作用を持つ「エクオール」を作る腸内細菌を持っていれば、大豆を食べることで、性ホルモンのエストロゲンに似た働きが期待できます。

日本人のおよそ2人に1人。半分ほどの人がエクオールを作れます。作れない人は、サプリメントで補う方法もあります。自分がエクオール を作れるかどうかは、エクオール 検査「ソイチェック」を使って採尿でかんたんにチェックできますよ☆

また、大豆は、タンパク質が豊富だったり、食物繊維、カルシウム、ビタミン類など様々な栄養を含んでいます。豆腐や納豆などの大豆加工食品、豆乳などを上手に組み合わせて食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

アマニ油

もう一つ紹介するのは、亜麻仁油（アマニゆ・アマニあぶら）です。体ではつくれないオメガ3（n-3）系脂肪酸という「必須脂肪酸」多く含んでいることから、健康オイルとして注目されています。
アマニ油に含まれている「リグナン」という成分に、女性ホルモン（エストロゲン）様作用があると言われています。そのため、更年期症状の緩和や骨粗しょう症予防に効果が
あると考えられているんです。

「リグナン」は、ゴマや、キャベツ・ブロッコリーなどにも含まれていますが、アマニ油が、ダントツでリグナンが多く含まれています。

注意点は、アマニ油は、光と熱にすごく弱く、酸化しやすいので揚げ物や炒め物など加熱調理には使わないことです。無味無臭のものが多いので、そのまま飲んだり、サラダやヨーグルトにかけて使うことができます。開封したら、冷蔵庫などの冷暗所で保管し、できれば１ヶ月を目安に使い切ります。1日にとる目安としては、小さじ１杯です。

更年期オススメ最強レシピ

アマニ油まぜ納豆！
納豆は、腸が喜ぶ発酵食品です。更年期の味方である大豆イソフラボンも摂取でき、栄養も豊富。これに、アマニ油を小さじ１杯まぜれば、更年期の体調を整える最強レシピの出来上がりです！かんたんで、おいしいですよ★

永田京子

 

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