>>台湾100キロマラソン DAY 1を読む

こんにちは!京子です。
3日間で台湾 100キロを走る!
自給自足ステージレース
Superace Ultra Marathon 2026
2日目のレポートです。

が、これはレースではない…。
サバイバルでした。

2日目:命懸けの山

2時半起きで食事や出発の準備。
荷物を背負って朝4時スタート。
まだ外は真っ暗の中、山を登ります。
ふと右側を見ると、
草むらに隠れる大きな牛と
近距離で目が合う。いったいどんなところを歩いているんだろう。
強風と霧でヘッドライトで
足元を照らして見るのが精一杯。
つるんつるん滑る
石の階段が延々と続きます。

日が登ってきましたが、横殴りの雨。
突風でよろめきます。
石段がとても滑るので

気をつけて進まないといけません。

平なところ。

ほっとしますが、
油断すると泥に滑ったり埋まったりします。

本格的な山へ侵入。
泥に埋まって足が抜けなくなるので、
ゆっくりしか動けません。
何度も川を渡りました。
途中でわたしは捕まるはずのロープに押されて川にドボン!
と、ここまでは、よかったのですが、
これが、この日の最後の写真になるとは。

この先の山は雨でドロドロ。
石段は苔でつるつる。
写真用にスマホなんて出す余裕がないのだ。

山で滑った時にわたしを支えてくれたポールは折れ、
レインコートは50センチ破れてしまった。

次のCPで一休みし、最後のCPに向かう。
「Next, technical way」という。
今思えば、ここでリタイアしておけばよかった。
なのに、「体はまだ元気だし」と思って進んでしまったのだ。

最後の山の中では、日が沈み、

ヘッドライトを頼りに真っ暗な山の中を進む。

しかし大雨の夜の山は、恐ろしすぎた!

雨の山、泥でぬるぬる滑り落ちるのだが、

その滑り落ちる先は……「崖」なのだ。
ロープも足をひっかける木の根っこもない。
ぬるぬるすぎて人が立てなくなる、

目の前のランナーは、
すべって真っ暗闇へ滑落してしまった。

どうしよう、どうしよう。

緊急のSOSは持たされているが、
このぬるぬるの中では助けには来られないだろう。それに、雨ですごく寒いのだ。
もし留まれば低体温になる。
GPSが言うには、この真っ暗な山道は
あと5キロも続く……。
トラウマレベルの恐怖体験でした。

暗闇の中で川に滑落した人、
自力で這い上がってこれました。
生きてて本当に良かった!!

「とにかく生きて帰らなきゃ」と、
アドレナリンのおかげか、
転んでぶつけても痛くない(!)
という経験をはじめてしました。
同じくまだ山を彷徨っているランナーと
声を掛け合いながら進み、
20時過ぎに山を出られ、最後のCPで回収。
なにはともあれ、生きててよかった。
長い長い1日でした。
Stage2
歩いた時間:16時間14分

距離:42キロ
獲得標高:2647メートル
消費カロリー:5364kcal

DAY 3 台湾ごはんで回復

昨日はほとんどの人が
回収 or タイムオーバーだったそうで、
今日も走らせてもらえるそう。
足はまだ進めそう。
だけど、服は濡れてるし、
レインコートが破れているのに、
この雨はやばいぞ。
というので、DNSに。
(スタートしないこと)
せっかく台湾にいるので、
DNSチームで市場へくりだし
朝ごはんタイム!
春雨ヌードル、小籠包、おやき、
おかわり小籠包、マンゴスチン1つ丸ごと!
たくさん食べてもお腹が減る。
理由はきっと、昨日の1日の消費カロリーが
「5300kcal」だからだ。
一緒にケニアのサバンナを走ったさとみさんは、4位入賞。
みんなで写真や動画を撮りました。
すごいな。うれしいな。おめでとうございます!

このレースでの学び

・体力・根性よりも「判断力」。
・走る力より「やめる勇気」がけっこう難しい
・命を守るアイテムはすぐに取り出せるところに
・現地の言葉をいくつか覚えておくと安心
・「生きて帰る」これが一番大事

というわけで、それはそれは、長い長い3日間でした。