世界のマラソン(ケニア)

ケニアのサバンナを230キロ走る!ウルトラマラソンにエントリーした話(For Rangers Ultra)

こんにちは!京子です。
突然ですが、ケニアのサバンナを230キロ走ります!

何の話かって?
そう!
FOR RANGERS ULTRA」という、グローバルレース、
超ウルトラマラソンにエントリーしました。

写真:FOR RANGERS ULTRAインフォメーションより

これは、アフリカの野生動物の保護活動を行うレンジャーたちを支援するために開催されるレースです。

距離: 約230キロメートル
場所: ケニアの自然保護区内。普段は立ち入ることができない、サバンナ、山地、森林地帯ですが、このレースでは特別に入ることができます。
期間: 5日間(毎日フルマラソン)
持ち物:1週間分の食糧や寝袋など、生きるために必要な荷物。

1年前に申し込んだのですが、気が付けば本番まで3ヶ月を切っている!
荷物を背負って230㎞走れる体づくりや、外で寝る練習などしなくては。
映画のような40代の幕開けになりそうです。

こちら、よくある質問です。

・走るの好きなの?得意なの?
走るの好きじゃないし、得意でもないです。フルマラソン、2回参加したけど2回ともスターチして2キロ地点で「なんで申し込んじゃったのよ」と後悔。タイムも平均以下です(5時間半)

・じゃあ、どうして走るの?
「なにかをやるにあたって、大義名分などいらん!みんな、もっと自由に生きよう。自分のために生きよう」と言いたいという「大義名分」のためです。
というのは、思いの3分の1。

・じゃあ、もう3分の2は?

テレビでしか見たことのない大自然の中をこの目で見たい。シマウマやキリンと一緒に走りたいという興味関心と、こじらせたミッドライフ・クライシスが理由です。
「1度きりの人生これでいいのか?!今は今しかないんだぞ。うおー!!」

しかし、 10キロの荷物を背負って、20キロ歩く練習をするうちに、大義名分は挑戦者のパワーになることを知りました。
自分のためにはがんばれないけど、人のためなら頑張れるのです。
これホント。

・だから、もう3分の1は?
「まだまだ、なんでもできるじゃん」「わたしも何かに挑戦してみよう」と、勇気づけられる人が1人でもいたとしたらやっぱり、なんだかんだで私も元気になるのです。なので、ブログに書いたり発信をしてみようかなと。

私は更年期サポートの活動をしているのですが、結構あきらめの声を聞きます。
「もう年だから」「あと10年若ければね」「今は忙しいから」
今は仕事と子育て、子育てが終わったら仕事と親の介護、親の介護が終わったら自分のケアと夫の介護。どれも大切で愛おしく、すばらしいこと。
だけど、今が一番若いのですし、忙しいのは世の常です。

もしなにか関心のあることがあれば、やらない理由を探すより、挑戦のために一歩踏み出せば、見える景色が変わってきます。そして、周りの人たちも一緒に、元気に生きていければ、なんだかやっぱり私自身も幸せだなぁと感じるのです。

というので、本番まであと3ヶ月もありません!
まずは、日本でできることから。体力作り、がんばります。

永田京子